六本木で働く部長の成長日記~僕がネガティブを捨てた理由~

僕が成長していく過程を後から考察できるようにするためのものです。プラスして六本木のIT会社で営業している僕が、思った事、感じた事を色んな人に受け取ってもらい、少しでも役に立てれば幸いです。最終的には書籍化を目指します。

リーダーとは

引き続きチョプラ博士によると、良いリーダーとは自分にまず聞く。相手に言う前に。これから言う事は本当に必要なのか?真実であるか?役に立つのか?優しい言葉か?

答えがNOなら、言わない。これは結構当てはまりました。注意というか意見というかどうしても今すぐ言いたい。けど後から考えると、言う必要があるのか?これは本当によくある事です。なるべく注意や意見は、落ち着いて後から言う事にしようと決めました。そしてリーダーとはずばり、自立している。褒め言葉、批判にも影響を受けない。恐れが無い。他の人に依存してないから。自分が誰かより下だと思っていない。魂では平等だから。マナーが良い。相手を敬う。暖かい心を持っている。気が散らない。カリスマは存在がある。iPhoneを見ながら話をしない。良くある話だと感じました。そして本当にそこまで自分が出来るか不安になりつつもありました。そして自分がどういう人間なのか?改めて考える事が多くなりより内面に興味を持ち始めました。より自分自身を知る必要があると感じた私は色々と調べます。そうすると優秀な経営者は気学という聞きなれないモノを耳にします。一般的ななじみでいうと風水と呼ばれるそうで、ドクターコパさんも気学を主としているそうです。ここで私の基本性格などを調べます。

 

そして感じた事はリーダーはその人に合わせた指示の仕方、伝え方、目標設定なども考えて行動する必要があると。どうしたら人を動かせるのか?あいつは言った通りに動かないなどはあり得ない。戦争で隊長が、あいつが言った通りに動かない。思った通りに動かない。では死んでしまいます。隊長は隊員が動くように指示するはずです。私もビジネスの中で負けないように。リーダーになる事を改めて意識しはじめました。

メンタル再び

早速チョプラ博士の本を読みました。

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クリントン元大統領や大物政治家のメンターとの事で大変驚きましたが、ここに書かれていた事は言い回しは違いますが、引き寄せの法則に近いものを感じました。改めて今まで学んできたことはすべてメンタルに繋がるとお風呂に浸かりながら感じた事を覚えています。

結局、自分の中にある魂から思考がやってくる。思考には2種類があり、未来に対する思考を願望といい、過去に対する思考を記憶という。全ての思考は過去の体験からくる。つまり過去の経験から思考が作り出せれる。言われてみるとそうですね。前回失敗したから今回は気を付けよう。前回はうまく行ったから今回もうまく行くだろう。このだろうは、まさに願望であり、前回うまく行ったのは過去の体験です。

よく小さな成功体験を重ねるとより成功できるという話もありますが、近いですね。

その思考を洗い出すのには瞑想が良いと書いてありました。瞑想はスティーブジョブスもおこなっていたのを聞いた事もあります。

時を同じくして別のところで聞いた話では、夜寝る前に一日にあった事を整理してから寝ると翌朝にはすっきりしていると。瞑想と同じかもしれません。本当に心=頭で、出来事を整理しないと中途半端な状態でいる事になります。もやもやした状態が続くとまさにダークサイドに引き寄せられるのかと。

 その感情がネガティブになればなるほど、悪い方に動きますね。

やはりメンタルの重要性がはっきりと分かりました。そして本当に自分の心の中で何を感じているのか?思っているのか。世界のリーダーは毎日自分への時間を取るそうです。自分自身へ質問をするそうです。以前サッカーの本田選手がACミランへ移籍する際に心の中のリトル本田に聞いたと冗談っぽく言ってましたが、あれは本当かもしれません。自分の心に問いかける。それが瞑想であったり、夜寝る前の整理だったりと手法は沢山ありますが、結局は自分がどうしたいのか?それに尽きると思いました。

 

 

チョプラ博士

改めて見直したリーダー論には、手法というかテクニックが書いてありました。私はただそれをそのまま実行し、結果を得ていたものの。本質を理解していませんでした。つまり本質とはリーダー論は、実行させるのが何の為か?を理解させてからの行動に移させる事です。思い返すと部下はよく、『やる必要が、あるんですか?』『うちはやらなくても良くないですか?』と、言ってました。私はその度に、いいからやれよと思いつつイライラしていたと思います。

更にリーダーとしてどうあるべきかをもう一度考えました。あらゆるリーダーは、なぜ成功したかという質問に対して、

・ラッキーだった

・タイミングが良かった

・みんなのサポートのおかげ

と回答していると聞きました。なるほどなと。

そんな時、あるお仕事の関係でセミナーに参加します。その方はディーパック・チョプラ博士。あのレディーガガやクリントン元大統領の世界最高峰のメンターです。

チョプラ博士は、上記と同様に成功したリーダー達はラッキーで、タイミングがよく、周りのサポートのお蔭だと言うと。そしてリーダーは真の自尊心を持つ。

真の自尊心とは、

自立している。

褒め言葉、批判にも影響を受けない。

恐れが無い。

他の人に依存してないから。

自分が誰かより下だと思っていない。魂では平等だから。

マナーが良い。相手を敬う。暖かい心を持っている。気が散らない。

カリスマは?存在がある。スマホをみながら、話をしない。

とおっしゃっていました。

さらになるほどなと。

私は思い返せば、自分が営業の中で一番であると思い、批判に影響を受け、誰か批判していないか恐れており、営業部員に対して暖かい心は持ち合わせていませんでした。

なぜか考えてみると、心に余裕がなく仕事をしていたように思います。

 

 

ダークサイド

やはりダークサイドは残っていたかと落ち込みました。こんなにもポジティブが大事だとメンタルの必要性を説いてきたのに。分かったような顔をしていたのは、分かったフリだったと気づきます。そこで、人を導いていく為には?という疑問を持ち、リーダー論にたどり着きます。

かなり最初の段階でもリーダーとして行動を学んでいたつもりでしたが、言う事を聞かせる事は出来ていたものの、本質を理解し自ら行動させる事は出来ていない。だから分かったフリをしていると気づきます。本当のリーダーに必要なものとは何かを探し始めるとこんな言葉に出会います。

 良いリーダーは下記を与えます。

1.希望

2.信頼

3.安定

4.慈愛

赤ちゃんは言葉が分からないから目をみてボディランゲージを見て反応します。

つまり人は感情で判断をする。

と。

結局、どんな場合においても人はモノゴトを感情で判断するのだと。確かに私は怒っていました。せっかくメンタルの重要性に気づき、皆にとって必要な事だと説き、分かったフリをし、それではダメなんだと怒っていました。なんで分からないんだろう。どうして気づいてくれないのだろう。と。

後から分かりますが、確かにこの時点では各営業のキャリアプランは明確ではなかったし信頼関係を築けていなかったと。そしてより真のリーダーとして必要なものを探し続けます。また改めて読み直すと違って見えてきます。

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数か月前に見た本ですが、読み直すと感じ取りが全く違います。

そして意味も良くわかります。この本の意味をちゃんと理解できている人は

どれだけいるのだろうか。

 

メンタルの重要性

メンタルに傾倒していった僕は(こう書くと怪しい方へ行ってるように感じますが)、様々なセミナーに参加します。昔はメンタルが嫌いだったはずなのに、結果を出したい、出し続けたい、もっと結果を出したいと思い調べれば調べるほど、メンタルにたどり着きます。そのメンタルの中で、とても興味深い事を聞きます。

結果は選択したものである。

そのままなのですが、自分で選んだのが結果となっている。つまり、ある日部屋が汚かったらそれは服を脱ぎっぱなし、食器を片付けない、フローリングを掃除しないが、積み重なった結果が部屋が汚いという事になると。小さな選択をしコツコツが溜まった結果があると。小さな事からコツコツと!なんて事を聞いた事がありますが、まさにそれかと。その中でさらに興味深い事を聞きます。

その選択の基準が感情である。

めんどくせーな。服はそのままでよいか。食器はそのままでよい。めんどくせーから。

という選択をしたわけです。めんどくせーという感情です。これとても重要な事です。色んな場面で選択をする際に、感情で判断している事が分かります。なにより成功している人は自分に高いハードルをたてます。妥協しません。逆に成功していない人はこれぐらいで良いやと、まぁまぁを目標にしています。更に言うと、最初は高いハードルをかしますが、ストレスやプレッシャーを感じて妥協してしまいます。本当はその感情を乗り越えないとハードルをクリアする事は出来ないのに。

 選択と結果。選択の基準=感情。つまりメンタルだと。ここで完全に理論とメンタルが結びついた瞬間でした。早速営業MTGで話しました。感情で選んではいませんか?

驚くことに感情で選択していない!と言い切ります。突き詰めていくと、私は悪くない。間違っていない。そもそも、、、というような言い訳が多く出ていました。

あれがだめだ。これがだめだ。と。結局ネガティブが渦巻いていたのです。

 

 

 

 

 

メンタルは嫌いだった はず。

思考。考え方が変わらないと行動は変わらないに気づき始めていた僕は、メンバーにメンタルの重要性を伝えるべく、新たな取組を始めます。まず現状を把握します。

早速、社内を見渡すとそこら中で、あれがダメだ。これがダメだ。人の悪口、否定、お互いの足を引っ張る、その状況を役員が見聞きする。こんな負のスパイラルが巻き起こっている事に気が付きます。結局、うまくいかない事を他人のせいにしているが為に、目標達成が出来ていなかったわけです。ここで出来るだけ分かりやすい言葉で皆に気づかせるため、"ポジティブ"を従業員会議で提案します。ポジティブとはマイナスに考えず、良い方に考えましょうとして、提案しました。実際の言葉の意味は違いますが。

それから、僕は何かにつけてポジティブ、ポジティブと言い始めました。ポジティブシンキングという言葉自体は世の中に浸透していると思いますが、個人個人がポジティブに物事を考える習慣はついておりませんでした。後に営業メンバーには週末MTGにて、今週のポジティブを発表させるようにしました。1週間に一回くらいは良いことがあるだろう。悪いことでも良い方に考えられるだろうと僕が思ったからです。このころ急にあいつはどうしたんだ?怪しい何かに洗脳されたんではないかと言われていました。笑

大前研一さん

マッキンゼー、大前さんに魅了された僕はひょんなタイミングで大前研一さんの問題解決メソッド、ビジネスブルークスルー大学のセミナーに参加する事になります。

そこには良い意味での大前研一信者が沢山出席していました。初めてお見かけしましたがとても重厚感のある恰幅の良い男性って感じでした。

そこではとても重要な事を聞きます。

本質的問題発見
1.情報を収集する
2.分析する
3.整理統合まとめあげる

解決策の立案
1.戦略的自由度を広げてアイディアを出す。
2.解決策の仮説をつくる
3.仮説を検証する

実行
1.結果と理論を明確にする
2.キーパーソンを説得する
3.実行をモニターし必要に応じて修正する

ようは何かしら問題が起きている前提で、何が原因なのか?解決方法は?ではやってみよう!の仮説▶検証▶実行というマッキンゼーの教えというか、その深い真髄を聞けたと思いました。

早速、上記をもちいて社内会議に提出しました。周りの皆は目を丸くして良く理解出来ていなかった事を覚えています。私は新しい手法をどんどん取り入れるも周りがまったくついて来ていない状況を感じ歯がゆい気持ちが大きかったです。また結果が出始めていない状況だったので、本当にこの考えはあっているのか私には難しいのではないかと気分は落ちていました。

さらにこの頃から、マネージメントにプラスして経営的視点も私の考えに入ってくるようになりました。そのタイミングでこんな事を聞きます。

戦略を変えたら手段を変える

新しい取り組みを入れたものの、日常の行動は何も変えていませんでした。

つまり行動が今まで通りでは、結果が変わりにくい。行動を変えるには思考から。

思考が変われば行動が変わる。はずなのに日常の行動は染み付いたままを行っていた事に気が付きます。この頃から僕自身と営業メンバーの思考を変えるべく"メンタル"に傾倒していきます。